ラブ パラドックス
その幼馴染と葉月が過去どういう関係であっても、今は俺が葉月の恋人だ。
俺が最後の恋人になればいい。
「俺やっぱり葉月に会いに行ってくる。謝るところは謝って、聞きたいこと聞いてくる。あいつの言い分も聞いてやる」
「そうだな。なあ陽。お前のその純粋さは最強の武器だな。がんばれよ」
「サンキュ。そう言えばお前何の用事だったんだ?」
「そうそう。めちゃくちゃエロい動画見つけたから教えてやろうと思って」
「じゃあな!」
いつ葉月から電話がかかってきてもいいように、スマホを握りしめたまま部屋を飛び出した。
「葉月!?」
勢い良く開けた扉の前に、泣き出しそうな顔の葉月が立っていた。