完熟ぴーち



―――保健室―――



「先生ー?」



「あれ?いねーぢゃん。
俺捜してくる!
郁斗。手だすなよ?」



「はいはい。
さっさと行って下さい!」



諏訪部くんは行ってしまった。



なんか郁斗くんと2人きりってちょっと緊張ー。



「ももちゃん♪」


「へぇ!? 何,,,?」



「そんな焦らなくても,,,(笑)」



「焦ってない!」


「はいはい。わかったよー!
ヨイショ。」



郁斗くんが降ろしてくれたのはベットの上だった。



「////」


「ももちゃん何赤くなってんの?
ヤラシー♪」


「別にヤラシくないもん!
そんなこと考えてる郁斗くんのがヤラシーぢやん!」



「そんなことってどんなこと?」



「えっ!?だっ,,,だから、
えっとー////」



「ぷっ!俺はヤラシーよ?
男の子だもん。
そーゆーこと考えてんの!」



ふっと笑って近づいてくる郁斗くん。


ギシッとベットのスプリングが軋む音がした。



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