完熟ぴーち




両腕を郁斗くんの片手で上に固定されて身動きが取れない,,,汗



諏訪部くん!早く帰って来てー(泣





ビクッ!!!!



「,,,え?」



いつの間にか郁斗くんの手は私のワイシャツの中に。



素早い,,,汗


「ちょおーーー!!
郁斗くん!?ストップ!
人来る!」



「全くももちゃんはセッカチだなあ!」



スッと私の上からどいて郁斗くんはドアに行く。



私は今のうちだと思って壁のすみまで逃げて丸くなっていた。



「,,,,ももちゃん?
何やってんの。
マリモごっこかなんか?」



「だっ,,,て!
郁斗くんは危ないから,,,,。」



「可愛いなあ。ももちゃんは、大丈夫!もう何もしないから、」


「ほ,,,,本当?」



半泣きのままはるかに高い位置の郁斗くんを見上げる。



「だから立って。」



郁斗くんは私の腕をヒョイと軽々持ち上げた。



やっぱ男の子だなあー。



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