完熟ぴーち
ちゅ,。
??????
中腰の郁斗くんとドアップの郁斗くんの顔。
「男はスケベなんだって。
涙目で上目使いはダメだよももちゃん♪」
ち,,,,,,ちゅうされた!?
「いっ,,,,今,,,ちゅ、う。」
「ももちゃん。小学生ぢゃないんだから、キスって言おうよ?」
うぅーーーー!涙出てきたよう!(怒)
「ももちゃん!?」
「郁斗くんのばかあーーー!!
ふえっ、、、」
「ゴメン、ももちゃん。
泣かないでよ、」
郁斗くんは私の目元にちゅうをした。
「また、、、ちゅう。したあー!!(泣)」
「ももちゃんが泣くから、、、。」
見上げた郁斗くんの顔は凄く悲しそうだった。
「郁、、、、斗くん?
悲しいの?」
私は無意識に両手で郁斗くんの頬を包んでいた。
「ももちゃんが悲しいと俺も悲しいだけ。
キスしてゴメンね、もうしないから。」
淋しそうに傷ついたように笑う郁斗くんの顔を見て私の心もギュッと握り潰されるくらいの痛みが走った。
「悲しい顔,,,しないで?
郁斗くんが悲しいと私も悲しいよ?」
「俺はももちゃんが好きだから、ももちゃんが悲しいと俺も悲しいよ?
ももちゃんは?
俺が好きだから俺が悲しいと悲しいの?」