ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】
俺は母親に呼ばれて、大晦日久しぶりに実家に帰った。父親は帰りが遅くなるそうだ。
そして、母親と二人で合格祝いも兼ねて用意された豪勢な夕食を食べた。
「ごちそうさまでした」
俺はそう言って、席を立ち上がろうとした。母親とも十分話したし、女教師と年を越したいし家に帰ろうと思った。
すると、厳しい表情で「話があるわ。座りなさい」と言われた。
なんだか嫌な予感しかしない。この家には自由がない。俺が家を出たのは、息が詰まるからだ。
「あなた、お見合いしなさい」
「は?」
唐突に突拍子もないことを言われて、俺は驚いた。母親は続けて言う。
「相手はリゾート会社のご令嬢よ。年齢はあなたの2つ下で、学歴優秀で、音楽や芸術においても多才なの。ふふ、美貌も保証するわ。とにかく、とても素敵なお嬢さんよ」
「・・・・まだこの年で別に結婚とかしなくても」
「そんなに焦ってないわ。ただお見合いして、いい条件の相手を見つけて婚約させとかないと・・・・悪い虫がつくでしょ?」
「悪い虫・・・・?」