ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】
そして、屋上に一人残された俺に電話がかかってきた。相手は形だけの婚約者ーー山城ゆめだった。
「ゆめです。はるかさん、こんにちは」
「何?」
「今夜、私を抱いていただけますか?」
「無理」
この箱入りお嬢様はいったい何を考えてるんだ?
ふわふわとした声色の裏には何かがあるはずだ。
「一度だけでいいんです・・・・」
「だから、無理「次は、もっといい写真ばらまいてもよろしいのですか?」