こんな私が、恋したみたいです。
なれた。クラスは。



ご飯は相変わらず選手たちと廊下ご飯だし、りっくんは最後までいてくれるし。




困ることなんて、そんなにない。Eが移動教室の前後の休み時間がちょっと暇で寂しいだけ。



「りーっちゃん!!」



「…え?」



「ねえりっちゃんー!教科書かして!」



「…は?」


まいまい。それはそれは久しぶりに話した。



「数II!忘れちゃったからかしてよ!」



「え、私も使うけど」



「いいじゃん!!ありがとー」



授業の準備のために開けていたロッカーから、勝手に引っこ抜いて持って行ってしまった。




「え!おかしいじゃん!!」


大声をあげれば、みんながこっちを見る。



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