【完】無気力女子の恋し方!?
球技大会も終わり、
週番だった俺は、
クラスで、日誌を書いていた。
「お疲れー。」
「あれ、今日俺書くからいいよ。」
俺達の学校は日誌やら黒板消したりを
2人1組の週番性だった。
そのペアがやっぱり出席順で。
日誌は別に2人じゃ、なくてもかけるから
だいたい、皆、順番にする。
最終日や、なんかあった時だけ、2人でコメント書けばよい。
「でも打ち上げやるって言ってたしさ。
和田も行くんでしょ?」
「あー、別に、皆遅れるだろ、あんなの。」
「まぁーねー」
「渡辺は?行くの?」
「まぁ、とりあえず。」
「んじゃ、いいよ、俺やるし。」
「なんで?」
「女子は時間かかるんだろ?」
「なんで?」
「おまえ本当に女かよ。」
「いちお、女子ででたけど。球技。」
「服とか化粧で時間かかるんだろって意味だよ。」
「あー。なるほど。」
「おまえさ……。」
「なにー?」
「付き合いたいやつ、いんの?」