【完】無気力女子の恋し方!?

球技大会も終わり、
週番だった俺は、
クラスで、日誌を書いていた。


「お疲れー。」

「あれ、今日俺書くからいいよ。」



俺達の学校は日誌やら黒板消したりを
2人1組の週番性だった。
そのペアがやっぱり出席順で。

日誌は別に2人じゃ、なくてもかけるから
だいたい、皆、順番にする。
最終日や、なんかあった時だけ、2人でコメント書けばよい。


「でも打ち上げやるって言ってたしさ。
和田も行くんでしょ?」

「あー、別に、皆遅れるだろ、あんなの。」

「まぁーねー」



「渡辺は?行くの?」

「まぁ、とりあえず。」

「んじゃ、いいよ、俺やるし。」



「なんで?」

「女子は時間かかるんだろ?」


「なんで?」

「おまえ本当に女かよ。」



「いちお、女子ででたけど。球技。」

「服とか化粧で時間かかるんだろって意味だよ。」



「あー。なるほど。」

「おまえさ……。」

「なにー?」



「付き合いたいやつ、いんの?」



< 16 / 77 >

この作品をシェア

pagetop