青藍のかけら

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「…なにこんなところで死んでんの」
「…生きてる」

放課後いつものように部室に行ってぐったりしている私に容赦ない声が降る。

「今度は何があったのよ?」

机を挟んだ向かい側のパイプ椅子に座った由美にじっとりと視線を向ける。

「…奈保子に合コンに連れてかれた」
「あの子も懲りないわね。で?」

「…千尋の先輩にさんざんかまわれまくってもう疲れた」
「へぇ」

ちょっと驚いたような声。

「千尋くんが合コンに千鶴連れてくのよく許可したね」
「まさか」
「そうよねぇ」

「家に帰ったらもう…」

「あー、お説教開始か」

「今回は特にひどかった…」

それでそんなに疲れてるのか、と妙に納得している由美にさらに力が抜けてくる。

普段、千尋は私が外泊しようが、男の入れ替わりが激しかろうが特に何も干渉しない。
なぜか、彼氏と別れたばかりの時だとか、合コンとかに関してだけはすごく過保護になる。

「どっちがお姉ちゃんなんだかわかんないよねー」
「失礼な。」

…その通りだけど。

「で、どうなったの?」

「どうって?」

「連絡とかは来るの?」

「あー…」

昨日、強引にアドレスと携帯番号を交換させられたんだっけ。


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