リアルな恋は落ち着かない
ふわふわと夢心地でカフェラテを一気に飲み干すと、ハンカチとうさぎ缶を持って、座っていた椅子から立ち上がる。
そしてロボット開発部のフロアに戻ると、何気なく、課長に目線を向けてしまった。
(普通に仕事してる・・・って、当たり前なんだけど)
阿部課長は、さっきの出来事はすでに忘れているように、パソコンに向かい仕事をしている。
私一人、勝手にドキドキと胸を鳴らしていたけれど、課長にとっては、ただおみやげを渡しただけで、特別なことではないのだろう。
(そうだ。私だって、おみやげもらったくらいで過剰に意識しちゃだめだ・・・)
自分に何度も言い聞かせ、手に持っていたものたちを、とりあえず、と机に置いた。
すると。
「あーっ!かわいい!」
後ろから、突然すぎるハイテンションの高い声。
私はびくりと振り向くと、美瑠久ちゃんが「きゃーっ」とピンクい声を出す。
「ピエール・ド・ロールのうさぎちゃんじゃないですかぁ!」
クッキー入りのうさぎ缶を、右の人差し指でずいっと示す美瑠久ちゃん。
私はうさぎがピエールなんとかなのがわからずに、逆に美瑠久ちゃんに質問をした。
「知ってるの?」
「えっ!橘内さん知らないで持ってるんですか!?今、オトナ女子に大人気のうさぎちゃんですよお。かわいーい!
しかもそれ、伊豆店限定のやつですよね?どうしたんですか?」
「えっ!?あ、その・・・ちょっと、もらって」
「えーっ!誰にですかあ!私もほしーい!」
美瑠久ちゃんのテンションに戸惑い、私は「近くの会社に勤める友達」と、適当な嘘をついてしまった。
「いいなあ。それ、すごく高くて人気でなかなか買えないんですよー。いいお友達~」
そこまで言うと満足したのか、美瑠久ちゃんは自分の席に戻って行った。
そしてロボット開発部のフロアに戻ると、何気なく、課長に目線を向けてしまった。
(普通に仕事してる・・・って、当たり前なんだけど)
阿部課長は、さっきの出来事はすでに忘れているように、パソコンに向かい仕事をしている。
私一人、勝手にドキドキと胸を鳴らしていたけれど、課長にとっては、ただおみやげを渡しただけで、特別なことではないのだろう。
(そうだ。私だって、おみやげもらったくらいで過剰に意識しちゃだめだ・・・)
自分に何度も言い聞かせ、手に持っていたものたちを、とりあえず、と机に置いた。
すると。
「あーっ!かわいい!」
後ろから、突然すぎるハイテンションの高い声。
私はびくりと振り向くと、美瑠久ちゃんが「きゃーっ」とピンクい声を出す。
「ピエール・ド・ロールのうさぎちゃんじゃないですかぁ!」
クッキー入りのうさぎ缶を、右の人差し指でずいっと示す美瑠久ちゃん。
私はうさぎがピエールなんとかなのがわからずに、逆に美瑠久ちゃんに質問をした。
「知ってるの?」
「えっ!橘内さん知らないで持ってるんですか!?今、オトナ女子に大人気のうさぎちゃんですよお。かわいーい!
しかもそれ、伊豆店限定のやつですよね?どうしたんですか?」
「えっ!?あ、その・・・ちょっと、もらって」
「えーっ!誰にですかあ!私もほしーい!」
美瑠久ちゃんのテンションに戸惑い、私は「近くの会社に勤める友達」と、適当な嘘をついてしまった。
「いいなあ。それ、すごく高くて人気でなかなか買えないんですよー。いいお友達~」
そこまで言うと満足したのか、美瑠久ちゃんは自分の席に戻って行った。