苦手な言葉レンタルします!
今ではほぼ毎週末、川崎の部屋か山口佳代の部屋で一晩過ごし、その後映画を観たり、ドライブへ出かけたりするのが、二人のパターンになっていた。

「ねぇ、明日は久しぶりに海へドライブでもしない?」
佳代の部屋のベッドで、美味そうにタバコを吹かす川崎の耳元でねだるように囁いた。
「うん、良いよ。たまには鎌倉辺りでも行ってみようか」
川崎は、眠たそうな目でベッドサイドの灰皿へタバコを押し消してから、右手で佳代の肩を抱き寄せて云った。

佳代と恋人同士でいるのも、おそらくあと数ヶ月・・・そう思うと、多少のわがままは、可能な限りかなえてあげよう、そんな気持ちになるものだ。

抱き寄せられた佳代は、川崎の頬に口付けながら胸の中で囁いた。
「<愛の結末編>の中の<別れ言葉集>は、しばらくは、か・え・さ・な・い・よ!。私はまだ、あなたが大好きだから・・・川崎さん」
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