森下くんの恋愛事情

辛いよ…寂しいの。 ・゚+゚・*莉音side


『あなたは私の言うことを聞いていればいいの!』

『私の言うことがきけないの!?』

『この子は私の自慢の子なんです。

ちょっと鈍いところはあるけれど』


やめてよ。来ないで。

私はあなたを認めた覚えなんてない!

自慢じゃないくせに。

私のことを道具としか思ってないくせに。

親づらしないでよ。

ねぇ、なんでなの?パパ。

帰ってきてよ。ママ。


『もしママと会えなくなってしまっても泣いちゃダメよ?』


そんなの、無理に決まってんじゃん!!

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「っは!夢…」


よかった。夢だ。大丈夫。

そしたら、ドアがガチャっと開いて。

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