森下くんの恋愛事情

家。 ・゚+゚・*悠李side


喋りながら歩いていたら、

もう、駅についていて、

ホームに入ったら、バスケ部の1年がそろっていた。

っていうか、僕達の方が先に出たよね?

いつの間に追い抜かされてんだ…

高梨さんは、ホームに入った直後、叫びだした。


「あっ、快斗ぉーーーー!」


うわぁ、できれば、ホームで叫ばないでください。

ついでに、走っちゃだめ!

なんていう暇もなく、

高梨さんは走って行って、

快斗の胸に飛び込んだ。

もう、これ以上妬かせないでください…


「おい、莉音離れろ。お前には悠李がいるだろ」

「っていうか、早くも噂になってたぞ」

「うさ、なんの話?」

「学校一のモテ女が学年一可愛い男と並んで帰っていった、ってな」

「龍くんには、聞いてないよ」

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