森下くんの恋愛事情
なんか、きつい。
とっさに耳をふさぐ。
周りを見ると、結城先輩も光輝先輩も耳を塞いでいる。
そして、光輝先輩は耐え切れなくなったのか歌を止める。
「え、なんで止めるのぉ?」
「…下手すぎて聞けない」
「えー、そんなこと「ある!!」
光輝先輩が即座につっこむ。
「…莉音に嫌われたく無かったら歌うな」
「えぇ!嫌われちゃうなら歌わない!!」
どこまでも単純な蒼空先輩。
そしたら、静かに玲音たちが入ってきて。
「ごめんなさい、ちょっと遅れました」
「大丈夫。莉音はまだ来てないよ」
軽くフォローを入れる。
時計を見ると、もう集合時間は過ぎてる。
莉音と大我先輩が来ない。