咲き誇るものは忍の恋なり
「.........悪い。冴音、紫音、星羅。............おい、これが柏木麗の生気だ。返す。それと............今まですまなかった............!」

「「え............!?」」

驚く一同。

「.........ッ......舞華風刃!」

「雷火ッ!」

「光速閃!」

“パリーンッ!”

「!」

冴音らを覆っていた氷が割れた。

「澄晴............裏切りましたね?」

「ッ悪い.........幼い頃から忌み嫌われてきた俺に、対等に優しく接してくれたのは感謝してる。.........でも、もうこんなことは間違ってると思うんだ。忌み嫌われてきた俺達を結合達は差別したか?俺は......結合達の心に正しさを感じる。」

「!!澄晴てめぇっ.........!」

「やめなさい星羅。」

澄晴に突っかかった星羅を冴音が止める。

「今回は引きましょう。これ以上損害を増やすのも良くない。」

「............あぁ。」

「御意。............澄晴、覚えておけ。裏切り者には破滅が待っている。」

“シュッ”

冴音、紫音、星羅は去っていった。
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