君色キャンバス
汗まみれになっている北村君。
私の中で動揺が走る。
「俺っ、は……、もうあいつを信じることなんて、出来ない。
それを言いたかった」
「……え? どうゆー……意味?」
「人殺しの息子を、な」
コホッと小さく咳き込むと、北村君はそのまま倒れそうになる。
慌てて私がかばいに行くとそのまま抱きしめられた。
「俺は嫌な奴だよ……。分かってる!
分かってるけどっ、俺にはあいつを傷つないでいられないっ!
あいつが幸せになるのが許せない!
人の家の家庭めちゃくちゃにした父親の息子なんか優しい目で見てらんねーよ!!」
「あいつって……、一之瀬君のこと、指してるの?」
「そうだ」
即答で答える。
その声が私の耳元からくもったような声で聞こえて、耳が変になりそう。
「……お願いだから、一之瀬のことなんか好きになんな!
……俺を見てくれよ…………、奈津!!!!」
なんて悲しい声で私の名前を呼ぶの?
そんな声されたら、この腕から逃れられなくなる。
「あいつは……呪われたやつなんだ!」
その言葉にはっと我に返る。
北村君の腕を勢いよく放し、私は北村君を睨みつける。
「今の言葉、撤回して!」
私の中で動揺が走る。
「俺っ、は……、もうあいつを信じることなんて、出来ない。
それを言いたかった」
「……え? どうゆー……意味?」
「人殺しの息子を、な」
コホッと小さく咳き込むと、北村君はそのまま倒れそうになる。
慌てて私がかばいに行くとそのまま抱きしめられた。
「俺は嫌な奴だよ……。分かってる!
分かってるけどっ、俺にはあいつを傷つないでいられないっ!
あいつが幸せになるのが許せない!
人の家の家庭めちゃくちゃにした父親の息子なんか優しい目で見てらんねーよ!!」
「あいつって……、一之瀬君のこと、指してるの?」
「そうだ」
即答で答える。
その声が私の耳元からくもったような声で聞こえて、耳が変になりそう。
「……お願いだから、一之瀬のことなんか好きになんな!
……俺を見てくれよ…………、奈津!!!!」
なんて悲しい声で私の名前を呼ぶの?
そんな声されたら、この腕から逃れられなくなる。
「あいつは……呪われたやつなんだ!」
その言葉にはっと我に返る。
北村君の腕を勢いよく放し、私は北村君を睨みつける。
「今の言葉、撤回して!」