変わる季節
「あきー、寝るな!」
ゴツッ…
「…………」
私の頭上から降ってきた、遠慮なんてものをみじんも感じさせない私を呼ぶ声と拳が不安定な意識をいっきに現実へと引き戻す。
しかし、あまりの急な出来事に頭の整理は追いつかず、返事をすることもできなかった。
友人の暴挙は、いまにはじまったことではなかったが、眠気のせいもあってか今回は彼女への怒りがいつも以上に膨らんでいくのを感じた。
そんな中、私に救世主が現れた。