アタシ…男子校に潜入しちゃいました!?〜キケンな男子に囲まれて〜








この音が…
この振動が…。



流に聞こえてしまいそうで…
なんだかとても怖かった……。



勇気を振り絞って
アタシが流の方を振り向くと…






ドクン……!



「え…?」



流の顔がアタシの目の前にあって…


アタシの心臓は
大きく鳴り響いた…!



ドキンッッ…


ドクン……







「ッッ…流?」

流「息切れがとまらねぇなら」

「え…?」

流「オレが止めてやろうか?」





その意味は、あまり分からなかったし…もうアタシの息切れは止まっていたんだけど…




なんでかな…?


その時は素直に
「うん。」って言った方がいい


そう思ったんだ…









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