キミがいること
美波に会えただけで嬉しかったのに笠間と一緒にいたからって笠間に嫉妬してさ。


何やってんだよ。俺…


「雄大!」


「…美波」


俺が地べたに座る隣に美波は腰を下ろした。


「制服汚くなるじゃん…」


「いいよ、気にしないから」


それからちょっとの沈黙。
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