お兄ちゃんと秘密のキス
むしろ、怒っているお兄ちゃんを更にまくし立てる。
「お前、どんだけ怒れば気ぃすむんだよ〜
ひょっとして…
ひかるちゃんの事
【女】としてマジで好きだとか?」
やめてよ…
お兄ちゃんをいじめないで…
こんな所でそんな事言える訳ないじゃない。
シーンとする店内に
沈黙が走る。
ほら、やっぱり。
言ってくれやしない。
分かっていたけど、がっかりした。
お兄ちゃんならもしかして…って期待していたから。
私は目を閉じた。
真っ暗になった視界。
その時、彼の声が聞こえた。