お兄ちゃんと秘密のキス


私は


お金を急いで払い、

タクシーをあとにした。






広い広い空港は



私にはジャングルに見えた。


どこに行っていいのかなんて全く分からなかった。



困っている私の元へ

何人かCAがやってきて



「どちらへご用ですか?
よろしければご案内します」

と、親切に申し出てくれた。




この人たちが
神様にしか見えなかった。


「あのっ!

19時出発のアメリカ行きは何番ゲートでしょうかっ」


すると、CAたちは可憐な笑顔を見せながら
私にも分かるようゆっくり丁寧に説明してくれた。



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