カレカノ


斜め上を見上げると
あの目をしていた
今朝の男。


彼と目があって
しまった


あたしは気まずく
なって、すぐ
下をむく。


「「藤原ですね。」」


「「はい」」


「「分かりました。じゃああちらへどうぞ」」


受付の人たちの
言うとうり
そっちへ向かった。


< 33 / 125 >

この作品をシェア

pagetop