カレカノ
「美優姫…ごめん」
そう言ってあたしの
肩にまわしてた
手をどかした
「いいよ」
「帰ろっか。」
「そうね」
あたしたちは
車に乗り込み
スーパーに寄った。
「今日の夜何しよっかな~♪」
「肉じゃが食べたい」
「肉じゃが?」
「最近食べてないから」
「じゃあ一緒に食べる?」
「え?いいの?」
「うんいいよ~」
「サンキュ」
…ほらまた
あなたのその
笑顔は
あたしの過去の傷を
えぐりだすの
「…美優姫?」