いんぐりっしゅ・てぃーちゃー♂先生は幼馴染み♀
突然話しかけられてビックリし体が固まってしまった(汗)


「こんな暗い所で待ってたの?」

「あっ、先輩に中で待っててって言われたので・・・」

「そっか~。そろそろ来ると思うからもう少し待っててな?」

「分かりました!!」


そう言うとケイ兄は体育教官室へ入ってしまった。

私は何も言えないまま、二人のやり取りを見ていた。。。



(・・・何でこんなに緊張しなきゃいけないんだろう??)


幼馴染みなのに・・・

この学校の誰より長い付き合いで、皆が知らない事も知っているのに・・・




モヤモヤしたまま待っていると、ぞろぞろ運動部の人達がやってきた。


私達は誰がどの部活の人か分からないので、どうする事も出来ずただただじっと待つ。。。




ゴール下で二人並んで立っていると、バスケ部らしき先輩の一人が声をかけてきてくれて、部活が始まるまでの間ボールを貸してくれた。



私は彩夏ちゃんと二人で、ボールを使って暇潰しをする事にした。
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