OUTⅡ
イヴは洗面所のドアを開けた。
「―――――!!!!!」
背筋が震えた。
イヴの目の先に、真っ赤な何かが…ある。
更に鼓動が高鳴る。
足が、…震え出した。
「……かあ…母さん…??」
恐る恐る近づくと、やっと赤い物がなんなのかがわかった。
――わかった瞬間、腰が抜けた。
「…や…いや…嫌…」
真っ赤な物…
「な…なんで?」
…それは………
「なんでなんだよ…母さん!!!!!」
変わり果てた母の左手首からでている、大量の血液だった。
イヴは恐怖と、悲しさと、悔しさでその場で泣き崩れた。
ネロの死…自分の愛娘の死がショックで…
……母が自殺をした。
「―――――!!!!!」
背筋が震えた。
イヴの目の先に、真っ赤な何かが…ある。
更に鼓動が高鳴る。
足が、…震え出した。
「……かあ…母さん…??」
恐る恐る近づくと、やっと赤い物がなんなのかがわかった。
――わかった瞬間、腰が抜けた。
「…や…いや…嫌…」
真っ赤な物…
「な…なんで?」
…それは………
「なんでなんだよ…母さん!!!!!」
変わり果てた母の左手首からでている、大量の血液だった。
イヴは恐怖と、悲しさと、悔しさでその場で泣き崩れた。
ネロの死…自分の愛娘の死がショックで…
……母が自殺をした。