ALONE
『恐らく…
あの事故によってお前の兄貴は殺されたようなもんなんや。』
『でもそんな…!
馬鹿げてるだろ!
そんな多くの人巻き込んで病院のベッド埋めなくたって…
兄貴も坂本みたいに自殺とかに見せ掛けて殺すことが出来たはずだろ!』
シュウジは黙る。
『…そう
問題はそこなんやジン。
俺もそこは謎やった。
…
…昨日まではな。』
俺は聞く。
『…昨日までは?』
シュウジはポケットから1枚の紙を出して俺に渡す。
その紙に書かれたモノには見覚えがあった。
アイウエオ順に並べられたカタカナ表記の名前と
羅列された数字。
『…これって』
『お前の兄貴が残したディスクの中身をコピったもんや。
…それを見て俺は確信した。』
『…?』
シュウジは紙に書かれたある場所を指差す。
『コイツ…知っとるか?』
そこに書かれたカタカナ表記の名前
イシガミ ヨウイチロウ
『…いや…知らない』
あの事故によってお前の兄貴は殺されたようなもんなんや。』
『でもそんな…!
馬鹿げてるだろ!
そんな多くの人巻き込んで病院のベッド埋めなくたって…
兄貴も坂本みたいに自殺とかに見せ掛けて殺すことが出来たはずだろ!』
シュウジは黙る。
『…そう
問題はそこなんやジン。
俺もそこは謎やった。
…
…昨日まではな。』
俺は聞く。
『…昨日までは?』
シュウジはポケットから1枚の紙を出して俺に渡す。
その紙に書かれたモノには見覚えがあった。
アイウエオ順に並べられたカタカナ表記の名前と
羅列された数字。
『…これって』
『お前の兄貴が残したディスクの中身をコピったもんや。
…それを見て俺は確信した。』
『…?』
シュウジは紙に書かれたある場所を指差す。
『コイツ…知っとるか?』
そこに書かれたカタカナ表記の名前
イシガミ ヨウイチロウ
『…いや…知らない』