秘書室室長がグイグイ迫ってきます!
「もう一生離さない」
「伊吹さん……」
私も、離れない。
それから私たちは本能のままに強く抱き合い、乱れに乱れた。
そして……。
彼が艶めかしい溜息と共に果てると、私も感極まって涙がポロポロこぼれ出してしまう。
すると、「はぁはぁ」と息を荒らげる彼が、心配げに私の顔を覗き込んだ。
「ごめん、歯止めが利かなかった」
その言葉に私は首を振った。
そうじゃない。
この涙はセックスが辛かったからじゃない。
幸せ、だから。
「伊吹さん、キスして」
私は伸び上がって彼の唇を求めた。
彼は私をギューッと抱き寄せ、今までとは打って変わって優しいキスをくれる。
私の隣に横たわった彼の肩に顔をうずめると、彼は私の髪を優しく梳いた。