空から君へ愛の手紙を。
じゃあ…俺は?
俺は、空にとってどんな存在でいられたんだろう。
空は俺のことどう思ってたんだろう。
「ねえ、北川…これ見て…」
でも、空はずるいよ…
『私の親友に、カッコよくて頭も良くて、足も速くて…もうスーパーマンがいます!!私の自慢の仲間!!』
「これ、北川だね。」
“仲間”
この言葉を、これだけ嬉しく思ったことはあるのかな。
『スーパーマンはね、いつも1人で抱え込むの、私に何も頼らない。なのに、私の話は聞いてくれる。だから私…いつも甘えちゃうんだなぁ。』