唯一息ができるのは、君の側だけだった
カラフル
それから蓮とは毎日メッセージのやり取りをした



内容はいつもたわいもないことだった




退屈で窮屈な毎日に




色が加わった気がした




私は朝6時に起きて6時50分に家を出るから毎朝早起きだ




蓮は朝が苦手みたいで「やべー!遅刻しそう!」




なんてメッセージが毎朝くる




私は「また!?頑張って走って!」なんて送って




あとはスマホを預けてしまうので




帰りに返事を見るのが毎日の楽しみになった
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