笹に願いを
他に現れた副作用の一つに、発熱がある。
投薬初日の夜、最高39度2分まで上がったけれど、それからすぐに38度台まで下がって、その状態は2・3日続いた。
以後、発熱に関しては、投薬初日から丸2日間まで38度台、それから37度台の微熱が2週間ほど続くのが、毎回のパターンとなる。

それから、「何となくだるい」という感じ。
これは投薬を始めてから、ずっとある。
その「だるい感じ」が、須藤先生が言っていた、いわゆる「倦怠感」というやつなのだろう。
最後の4週目で、その感じはかなり和らぐものの、完全になくなることはなかった。
そのおかげで、動くのが億劫だなーと思うことが多々あるけれど、何もしていなければ、私の場合、逆にもっとだるさを感じてしまうから、そう思っても動くようにした。
「機敏に」と意識しながら、テキパキと手足を動かし、キビキビと体を動かす。
今までの生活パターンやリズムを、なるべく維持することが大事なんだと意識をしながら、頭もどんどん働かせる。
そういう感じで、副作用が及ぼす体調に関して、大まかな状態は分かったので、仕事は最初の週の5日間(内・病気休暇として2日間)、休むことが定着化した。

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