オトナの恋は強引です!
ドラゴンの胸で目が醒める。
辺りはもう、暗い。
あいかわらずドラゴンは激しい。気がする。
他のオトコは知らないので
よくわからないけど…。
グッタリ、ぐっすり、眠ると、
すっきり目が覚めた。

私が起きた気配で、ドラゴンは私を抱き寄せ、
こめかみにキスをする。
「よく寝るヤツ。」とクスンと笑い、
「俺は腹が減った。それに、仕事にも行かねーと。
タイガにこれ以上サボってると怒られる。
サクラ、Dragonで飯にしよう。
カウンターにおまえがいないと、調子が出ない。」
と言うので、私はうなずく。
Dragonのご飯は1カ月ぶりだ。


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