専務に仕事をさせるには
今朝もいつもの様に鳥のさえずりで目を覚ます。
渉はどんな仕事を頼まれたのだろう…
昨夜、何度かメールをしたが連絡はなかった。
私はベットから出て1階に下りると話し声が聞こえる。
なぜ?…
私はそのままバスルームに行きシャワーを浴び着替えを済ませる。
そしてダイニングを覗きあからさまに大きな溜息を付いてみせる。
ハァ…
「リンリンおはよう!」
「なぜ今日も居るんですか?」
「朝食に誘われたから!」
「誰に?」
「美子さんに!」
美子さんって…
なぜ専務が私の母を名前で呼ぶのかな?
まぁそんな事はどうでも良いが…
朝ご飯は駅前のカフェで済ませよう!
私はいってきますと言って玄関へ向かう。
「あれ? 鈴々ご飯は?」
「要らない!」
すると美子さんご馳走様でした。
また明日ね?と専務と母のやりとりが聞こえる。
なにがまた明日だ!?
お母さんも何を考えてるのよ!?
そして専務は玄関に出てくる。