この広い世界で、2度目の初恋を
「俺には、七海を守る役目があんだよ」
樹くん……。
まだ、私のこと守ろうとしてくれてるんだ……。
それが、嬉しいと思う反面、辛いな。
「なら、その役目俺に下さいよ」
「言ってる意味が分かんねぇんだけど」
舵くんと樹くんが睨み合う。
か、舵くん何するつもり……?
ハラハラと2人のやりとりを見つめる事しか出来ない。
「樹先輩じゃなくたっていいですよね、その役目」
「譲れねぇよ、これだけは」
樹くん……ダメだよ、三枝さんがいるのに……。
もう、私のために…なんて考えなくていい。
樹くん自身の事を考えて欲しいよ…。