キスゲーム 前編【完】

受付２「ちょっと、貴女声大きいわよ！」

　　・・・もう、聞こえてるっての。

　　俺はまだ、受付の近くにいたんだ。

　　それで、受付の２人の話しを全部聞いていた。

　　積木「あの。」

　　受付「えっ！！？なんでしょう！！？」

　　受付(まだ、いたんだ。。。さっきの話し聞こえてたのかな？)

　俺に、丸聞こえだ。

　積木「トイレ何処ですか？」

　受付「えっと、あそこを真直ぐいけばトイレがあります。」

　　受付の若い女性が、慌てて答える。

　　どうせ、俺が、社長の息子と知ったからだ。

　　積木「そうですか。ありがとうございます。それじゃ、社長にお仕事頑張ってください。と伝えといてください。(ニコッ)」

　作り笑顔で、受付の２人にお礼を言い今度こそ受付をあとにする俺。