キスゲーム 前編【完】

「あんな奴」時 サイド

・・・・時サイド・・・

  まいったな。。

  恭平に誘われてしまうなんて。。

  日高 時らしくないって周りに言われそう。。


時は、恭平の[たまには、一緒に帰るか?]という誘いを断って1人で家に帰ったんだ。

  時「ただいま。母さん。」

  玄関には、時の母親が時を待っていた。

  泣きそうな顔をしながら、時をみつめる。

  「時。私の可愛い時。よく、帰ってくれたわね。」

  時「当たり前だよ。ここは、俺の家でしょ。」

  時は、冷静に言う。

  {ガシッ}

  「時は、私のもの。あんな奴の所に渡すものですか!!・・あんな奴の。。」

  
  時の母親が、時を強く抱きしめる。
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