久遠の愛と約束を
まっすぐな目をして私に微笑みかける先生に私は文字どおり、言葉を失った。
一点も曇りのない、その視線に私は思わず惹かれてしまう。
…ダメ。西岡先生はダメ。
そう自分にセーブをかけるけど私の胸の高鳴りは一向に止まりそうにない。
「じゃ、出よっか。またコーヒー作ってあげ…」
『西岡先生!学年会議始まりますよ!会議室に!!』
先生の言葉を遮ったのは怒りを含んだ声で校内放送をする学年主任の先生だった。
席を立ちかけていた先生は苦笑いをしてやっちゃったなぁ、と呟いている
「奥田ごめん。
はぁ…俺タイミング悪いな。また月曜日、な。
これからは俺のこと避けるなよ?」
「さ…避けてなんかっ。」
クスクスと笑いながら図書室を出て手早く鍵をかける
じゃ、と私の頭を撫で、廊下を小走りで駆けていく先生の後ろ姿を私は複雑な気持ちで見送った。