another新撰組・1

目標と現実

「はぁはぁ・・・」

息が上がって、もう、前の沖田さんの姿が分からない。

目の前がグラグラする。

俺がもっと速く走れたら。

俺がもっと話すのが上手ければ。

・・・そうしたら沖田さんが走って逃げることも、
土方さんの要事もすぐ終わらせられたのかな・・・。

・・・あぁ、もう駄目だ。

カクン。

膝が前に進まず、俺は頭から倒れる。
持ち直す気力も体力もない。

頭から倒れたら痛いだろうなぁ。

頭のドコかでは冷静な自分がいた。
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