「15―イチゴ―」
しばらく走って、店内に入ると2人の姿が見えて歩いて行った。
いつも通りの軽い挨拶を交わした。
「壱から電話なんて珍しいじゃん。」
テーブルに着くと章吾が、いつもの笑顔で声をかけてきた。
「なんかあったのか?」
向かいのテーブルに座り、俺の様子に気が付く隼人。
「俺さ……」
言おうと決めたのに、いざとなると言葉に詰まっていた。
「なんか飲むか?」
下を俯いていた俺にドリンクバーを頼んで、淹れに行ってくれた章吾。