「15―イチゴ―」
17story.「初恋─イチ─」

 
恋なんて初めてだった。

隣で笑う君を見て
いつしか好きになってたんだ。


淋しい気持ちとか

嬉しい気持ちとか

ヤキモチをやいてしまう時とか──。


初めての感情に戸惑ったけど、
それは全て───

君のことが好きっていう証。


照れくさくて、なかなか言えないけどさ、好きになって本当に良かったよ──。


これからも隣で笑っていてください───。



甘かったり、ときに苦かったり

俺の初恋は、甘酸っぱいイチゴのようでした──。



          ─野上 壱─

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