伝わる体温



「食欲はあるん?…お粥でも作ったろうか?」



「う、うん。ありがとう。」



彼は慣れた様子でキッチンに向かい
1人用の土鍋を取り出す。



ん?



なんで、そこの棚に
土鍋があること知っているんだろ?



まぁ、細かいこといいか。笑



彼は手際よく調理し
数分後には
ホカホカの美味しそうな
たまご粥が出来上がった。



私たまご粥だいすきなんだよねー。



しかも
お粥の上には
これまただいすきなネギが散らしてあるっ。



う〜んっ、いい香りっ。



「いただきまーす。」



「あーっ!ちょっと待って!!」



食べようとする私の手を
突然彼に掴まれた。



< 6 / 12 >

この作品をシェア

pagetop