【完】好きなんだからしょうがないだろ?
あたしの、部屋で……?
それは学校じゃダメな話なんだろうか。
そう思ったけれど背中に這う嫌な感覚に押し負けたのか、あたしは無言で頷く他なかった。
「わあ!ありがとう。じゃ、早速行こう行こう」
圧倒される……。
あたしに相談なんて本当にあるのか。
「玲央君、また明日。学校で……ね?」
ヘラっとした軽薄な笑みが頬に溜まってやけに声に表れている。
玲央は訝しげな表情でそれを見ていたけど、ズズッと入ったあたしの部屋のドアを御木本さんが静かに閉めた。