【完】好きなんだからしょうがないだろ?
アップルパイにフォークをプスッと刺して莉子が言った。
あたしと莉子の会話はどうして玲央が同じ高校にいるのか。
どうして隣の部屋に引っ越してきたのか。
「き、気になるよ!もともと誰も住んでなかったのに、アイツが隣の部屋に住んでるなんて考えただけでゾッとする……」
「しかも校舎まで同じになるなんてさ、新学期早々からとことんツイてないわね、三葉」
季節のミニパルフェを頬張るあたしに莉子は渋い顔で同情した。
「……けど、よく三葉だって気づいたよね?」
ーーードキリッ!