〜後悔〜壮絶なDV体験ーDVの心理〜逃げなきゃだめだよ!
数日後、孝明から夜に着信があった。



孝明『お疲れさまです。』



優美『お疲れさまです。お仕事終わったの?』


孝明『もう終わった。優ちゃん仕事中?』


優美『うん、まだ仕事中だよ。』


孝明『あっ、そうなんだ?ごめん。』



優美『ううん、大丈夫だよ?』



孝明『今日はすぐ帰るの?』



優美『うん‥どうしたの?』



孝明『‥‥えっ‥別にっ。』



優美『どっ、どしたん?』



孝明『‥‥‥優ちゃん最近、全然連絡くれん。

どこでなにしてるか、何考えてるかもわからん。

どうせ俺のこと嫌いなんでしょ。』



優美(はじまった‥。)



優美『どうして?

最近、ちょっとバタバタしてて。

孝ちゃんも忙しいから連絡しちゃいけないっておもってたし。

それに、あんま連絡くれないとか、どこでなにしてるか分からないとか‥なに考えてるかさっぱり分からないとか‥

それは孝ちゃんも一緒だよ‥。

私‥孝ちゃんに言わなかっただけだよ。』



孝明『‥‥‥だって今まで言ってくれなかったじゃん。

優ちゃんしつこくされたり、そういうの嫌いって言ってたから連絡あんましないようにしてたのに!』



優美『‥‥‥また連絡します。』




優美には孝明と交際するイメージがどうしても湧かない。



そんな孝明に、行動もきもちも知られ過ぎたくは無かった。


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