君色物語

作戦会議!?

 1週間なんてすぐに終わり、金曜日になった。

 「あとは、うちんちに帰るだけだね!」

 「「うん!!」」

3人で、話してるうちにすぐに芽依の家に着いた。

 「「おじゃましまーす。」」

 「じゃあ、私ジュースとか持っていくから先に私の部屋行っててー!」

芽依の家に来るのは初めてじゃないけど、泊まりは初めてだから少し緊張するなぁ。でも明日は、お出かけだし!楽しみだなあ♡

  「じゃー心。そろそろ話すか。」
 
     …ん?なんだろう?

   「せーっのっ!」
  「「では!第一回『鈴を可愛くさせちゃおう大作戦』
の、作戦会議を始めます!」」
 
         …んん?

  「やっぱさー眼鏡外して二重にしてー、髪も可愛くすれば、普通に鈴も可愛いよねー。」

  「うんうん。もしも『運命の人』にいきなり会ったりしたら大変だもんねー♡」

         …んんん?

  「えーーーーー!む、むむむ無理だよぉ。私服もダサいし、メイク道具も持ってないよぉ。」

  「大丈夫!道具とかは、私持ってるし服は私の着て。」

  「よし。じゃ、作戦会議終了ー!」

ええ。芽依が行った通りその話はもうすることなく、
楽しく過ごしたけど!そんなー。眼鏡外しても、可愛くないのに…。



  


  「おっはよー!朝ごはん出来たよ。鈴!心!起きろー☆」

んん。「おはよー。」
  「おはよ。朝から元気だね笑」

  「うん!今日は、作戦決行日!しかも、朝ごはんは ホットケーキ♡♡」

ホットケーキ!私の好物だ〜♡
でも…作戦忘れてなかったんだ。どーなるんだろう。  私。

 

芽依の家のホットケーキは、すごく美味しかった。
フルーツとかが乗ってて、バターの香りがして♡
あとでレシピ聞いてみよう。

 「さあ!作戦開始!鈴!これ着て。終わったら、隣の部屋来てね。じゃ。」

        えーーーーー。
もー。これは、着るしかないかな…渡されたのは    ピンクの可愛いワンピース。似合わないよぉ…。

着て、隣へ行くと、
  「やっぱ似あうね!さ、ここ座って。」

  似合わないけどなあ…。

 「じゃ、私は、メイク。心は、髪やって!」
 「了解。」

 5分後…
  「「出来たーーーーーーー!」」

  「ちょーーーー可愛い♡鏡見てみ!」

  「うんうん。私達も着替えなきゃ隣歩けるよーに!」

確かにいつもの私とは違って…顔が違う!!すごいなぁ。

 10分後…
  「お待たせ。靴は、これ履いてね!じゃ行こっか。」
  「ごめーん!お待たせ。」

  「あのさ、今日ってどこ行くの?」

  「「ええ!知らなかったの!横浜だよ!」」

芽依の家から駅は、近くだったし、
電車に乗ったらすぐに横浜に着いた。
  
本屋さんにも行って心ちゃんの参考書も買えたみたい。

  「2人とも今日は、ありがとう。助かりました!!」

  「いえいえ。」
  「いーえー!じゃあ時間余ったからゲームセンター 行かない?プリクラ取りたいし、ゲームしたい笑」

  「いいね。行こっか。心ちゃんもいい?」

  「もちろん!楽しみだね♡」

  なんか…ドキドキするな。
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