男の秘密 -繋がる未来-
「誰から?」

「え?!、あ、会社の同僚から!」

隠し事や嘘が苦手な優は、しどろもどろになりながら、嘘をつくが、先ほどから心拍数が急上昇中だ。

「同僚って・・この前の?」

加藤の事を想像したのか、忍の声のトーンが少し下がった事に気付き、更に動揺する。

「ううん。違うの!せ、先輩なの。先輩に忍さんと一緒に住んでる事がバレて、冷やかされてたの」

「そうか・・・」

何か腑に落ちない気がするが、敢えて聞くのは止める、そんな雰囲気を感じ取って優もホッとした。

今は返信出来ないので、そのままカバンに携帯をしまって、食事を楽しむ事にした。

何とか先ほどのメールの内容を頭の隅へとやって、忍と話をしようとするが、中々上手く行かずに、心配されてしまった。

『散々な食事だったわ』

疲労困憊した優は自室に戻ると、ベッドに倒れこんだ。

大きく深呼吸をしてから、先ほどのメールを読み返してみる。
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