男の秘密 -繋がる未来-
「決心がついた?」
「は・・い」
そう言って、カバンから携帯を取り出して柏木に見せる。
「見ていい?」
聞かれてコクリと頷いた。
それを見て柏木が携帯をスライドさせる。
「これは・・・」
今柏木が見ているのは、携帯の待ち受け画面に設定している、忍の寝顔だった。
撮ってはダメだと思いつつ、その安心しきって眠っている顔は一緒に寝る事が殆ど無い優にとっては、貴重なものだった。
今まで携帯は、鳴らないから放置していたが、この待ち受けにしてからは、肌身離さず持ち歩き、たまに、にまにましながら眺めている。
「本当に、恋人というのは凄いものだなぁ」
写真を眺めながらしみじみと話す柏木は、楽しそうな顔をしている。
「これは秘密なんです」
「は・・い」
そう言って、カバンから携帯を取り出して柏木に見せる。
「見ていい?」
聞かれてコクリと頷いた。
それを見て柏木が携帯をスライドさせる。
「これは・・・」
今柏木が見ているのは、携帯の待ち受け画面に設定している、忍の寝顔だった。
撮ってはダメだと思いつつ、その安心しきって眠っている顔は一緒に寝る事が殆ど無い優にとっては、貴重なものだった。
今まで携帯は、鳴らないから放置していたが、この待ち受けにしてからは、肌身離さず持ち歩き、たまに、にまにましながら眺めている。
「本当に、恋人というのは凄いものだなぁ」
写真を眺めながらしみじみと話す柏木は、楽しそうな顔をしている。
「これは秘密なんです」