男の秘密 -繋がる未来-
あっという間に全ての写真を見終えたが、イメージが膨らみ早くイラストを描きたくなった。

「いい顔してるね」

「え?」

イラストのイメージを手帳に書き込んでいる時、そう言われて驚いた。

「絵の創作意欲が沸いた?」

「はい。やっぱり、柏木さんの写真は凄いです!」

「ありがとう」









結局、10時に待ち合わせをしてから、お昼を挟んで既に2時を過ぎていた。

二人とも写真に夢中になって時間を忘れてしまっていた。

まだまだ喋り足りない気持ちだったが、柏木に次の予定が入っていたので、お開きになった。

楽しい気持ちで家路につき、途中夕食の買出しをして帰宅した時は4時を回っていた。
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