箱入り娘と黒猫王子
「あー今日アレだね、生徒総会」
「ナニソレ」
「生徒会長のお披露目とその他諸々」
「お披露目かぁ〜」
うちの学校の生徒会は、1年の最後に選挙をして、次の年の始めにはもう会長の仕事にとりかかる。
「なんか、うちの生徒会長、すっごい美形らしいよ!!」
「ふーん」
「まぁでも、あんたはお兄さん方があれだもんなぁ」
あれってどれよ。
「ふらがあの、久我兄弟の妹だって、まだバレてないんでしょ?」
「うん…?」
「気をつけなよ〜?双子の兄含め3人の兄狙いの子、絶対あんたを利用しようとするんだから。」
あー…、それなら、中学で十分学習しました…。友達を作るのにも苦労して…結局信用できるのは一握り…。
それが余計にお兄ちゃん達を過保護にし、今に至る…。
「ナニソレ」
「生徒会長のお披露目とその他諸々」
「お披露目かぁ〜」
うちの学校の生徒会は、1年の最後に選挙をして、次の年の始めにはもう会長の仕事にとりかかる。
「なんか、うちの生徒会長、すっごい美形らしいよ!!」
「ふーん」
「まぁでも、あんたはお兄さん方があれだもんなぁ」
あれってどれよ。
「ふらがあの、久我兄弟の妹だって、まだバレてないんでしょ?」
「うん…?」
「気をつけなよ〜?双子の兄含め3人の兄狙いの子、絶対あんたを利用しようとするんだから。」
あー…、それなら、中学で十分学習しました…。友達を作るのにも苦労して…結局信用できるのは一握り…。
それが余計にお兄ちゃん達を過保護にし、今に至る…。