ただあの子になりたくて
でも結局、私がどこまでも馬鹿だったということ。
私は果てしなく救いようがなかったこと。
そんなことばかりが脳裏に浮かぶ。
なら、そんな私はどうすればいいのだろう。
「ねえ、じゃあ、私、どうなるの……。こんなに恥ずかしくてどうするの……」
涙の代わりに、か細い声がこぼれおちていく。
私でない私が、眉をひそめ見ている。
私は馬鹿だから、それでもそいつに語り掛ける。
「私、こんなので生きてるの無理だよ……。ねえ、何でもするから、私を元の体に戻して」