そらをみあげれば…
2章-MY BEST FRIEND-別れ、別れ、別れ-

地元でのいざこざが無くなった頃から、俺は美容学校の連れ達との絡みが増えてきていた。

どんな所にも気の合うヤツっているんだなぁ…。
と思わせる程、彼らとの悪ノリは加速する。

秋にはディズニーランドへの遠足で、朝方まで飲み明かし酔っ払ったまま水筒に焼酎を入れて、集合場所に行き校長に怒られたり…
(それでもバス内ではずっと飲んでた)

県内の大きなマラソン大会では必ずTV局が中継に入るのを知っていたので、数人で【着ぐるみ】を着てスタートと同時に割り込んでTVに写ったり…
(警備の人にマジで追われた)

地元TV局の深夜の「現在の街の様子」という、TV局屋上からある一定の道路をず~~~~~っと写しているヤツに、これまた【着ぐるみ】や【裸で駆け抜ける】や【勝手にもじもじ君】や【殺人現場風人型】を書いたりして遊んでたり…
(警察呼ばれました)

コンビニに可愛い子がいるから困らせてみよう!
ってことで、これまた【着ぐるみ】や【ナース服】なんかを着て買い物(コンドーム・ティッシュ・ガリガリ君を買った)に行ったり…
(3回目で、これまた警察呼ばれました)

なんとも意味もなく楽しい日々だった。

週末はライブや仲間達との悪ふざけや飲み会で、つる・えんせん・とーまた・かどわき・まーぼー・あっちゃんとは、完全に打ち解けた友達になっていった…。

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